幸せの扉を探して
現在5️⃣

決着**


実家に帰ると
母が慌てて玄関にきて
私の手を引きリビングへ
「どうしたの?お母さん!!」

リビングに入ると

私の父と架瑠さんの両親
架瑠さんと年配の男性が
腰かけていた。

父から
「瞳子、座りなさい。」
と、言われて
「はい。」
と、答えた。

母は、私の横に腰かけると
お手伝いさんが
皆さんに飲み物を出し
リビングから出て行く

すると・・・

架瑠さんが
「相澤さん、私は瞳子さんと
離婚をしたいと思っています。
私には、ご存じの通り
妻がいましたが、
この人達に泣かば脅されて
妻と離婚し瞳子さんと結婚する
事になりましたが。
愛の無い結婚なんて
意味の無いことです。
私は、瞳子さんにも
幸せになって欲しいと思っています。」
と、言うと
「お前は、何を言っているんだ?」
と、卓(架瑠の父)
「そうよ。相澤さんを目の前にして」
と、春(架瑠の母)

「君に奥さんがいたことは
私もわかっていたが
瞳子がどうしてもと言うのと
君の御両親からの依頼もあったから
だが、君は相澤財閥を敵に
回すつもりか?」
と、瞳子の父が言うと
「相澤さん。大友さん。
私は、小田法律事務所の小田と
申します。
この度は、大友 架瑠さんより
ご依頼を受け一緒に参りました。

こちらが、離婚届です。
架瑠さんの欄は、全て記入は済んで
おります。
ご記入をお願い致します。
それからこちらが
離婚に向けての詳細です。
ご確認頂きまして
こちらにもサインをお願い致します。」
と、彰が言うと
「君は、弁護士か?」と、卓
「何を、言ってるの?」と、春
二人は、騒いでいる中
瞳子の母と瞳子は、言葉を
発することはなかった。

瞳子の父親は、二枚の用紙を
手に取り見ていた。
< 82 / 104 >

この作品をシェア

pagetop