幸せの扉を探して
一方、架瑠の両親は・・
「お前がやる過ぎるから。」
「あなたに相談したじゃないですか?」
二人は、言い合いをしながら
結局、桜さえいなければ・・・と
言うことにたどり着くが・・・
桜には、近づく事はできない。
翌日、架瑠の退職届が届いた。
弁護士の小田からも
離婚も除籍も、全て終わりました
と、連絡がきた。
相澤財閥からも
一切の事業から手を引かれてしまい
SHISEIDOは、縮小に縮小して
小さな会社となっていた。
卓も春も・・・
自分達の非を認めることは出来ず
自分の息子とも
息子の孫とも会うこともなく
二人だけで・・さみしい
老後を送った。