君の155センチ
episode2 自分と同じ身長
-史華eyes-
時刻は夕方の5時になっていた。
今日は夕日が綺麗で屋上での撮影に夢中になっていた。
学校はいろんな風景がある。
部活している姿。
みんなで楽しそうに会話している姿。
廊下を走る姿。
学生しか撮れない雰囲気が私が好きだった。
高校に入り中学の時からお小遣いをコツコツ貯めて買った安い一眼レフ。
それは私の宝物になっていた。
「いいの撮れた?」
部長の春夏からの声で私はカメラのフォルダにあった目を春夏の方へ向けた。
「はい。今日は夕日が綺麗で夢中になっちゃいました」
「ほんと史華はカメラ持つとフラフラするから探したわ」
部長は他の部員に解散の連絡を入れた後、いつも連絡を気づかない私に一声かけてくれる。
今日は夕日が綺麗で屋上での撮影に夢中になっていた。
学校はいろんな風景がある。
部活している姿。
みんなで楽しそうに会話している姿。
廊下を走る姿。
学生しか撮れない雰囲気が私が好きだった。
高校に入り中学の時からお小遣いをコツコツ貯めて買った安い一眼レフ。
それは私の宝物になっていた。
「いいの撮れた?」
部長の春夏からの声で私はカメラのフォルダにあった目を春夏の方へ向けた。
「はい。今日は夕日が綺麗で夢中になっちゃいました」
「ほんと史華はカメラ持つとフラフラするから探したわ」
部長は他の部員に解散の連絡を入れた後、いつも連絡を気づかない私に一声かけてくれる。