君の155センチ

ニコッと笑う笑顔が眩しくて顔を見れなった。
小さく頷き私は部室に向かった。

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部室に着くと部長の瀬野春夏(せのはるか)がいた。
高校3年生の彼女は大人っぽく黒髪のロングが綺麗で制服を着ていると様になる。
座っているだけで絵になるそんな女の子だ。

｢お疲れ様。クラス替えどうだった？｣

それでもって気さくな性格の彼女は男女問わず1目置かれる存在だ。

｢仲良い子と同じになれました。ほんと安心です｣

そんなたわいもない会話をしながら一緒にお昼ご飯を食べていると続々と他の部員も集まってきた。
やっぱり会話は同じクラスになった子の話題。
誰がかっこいいとか可愛いだとか皆それぞれのクラスのことを話あっていた。

そんな部活の雰囲気が私は好きだった。