君の155センチ
-尚eyes-
クラス発表。
出席番号は毎年1番。
それに加え身長順でも1番。
なんだかそれが嫌になった俺はまだベットの上にいた。
近くにあった携帯電話で時刻を確認すると8時19分。
始業式の日は部活の朝練はなく高校生活1年間で早起きしなくてもいい日。
優越感に浸りながら過ごしていた。
クラス発表は8時20分。
気にならない訳でもないが自分より身長の高い人達に囲まれるのが嫌で勝手に遅刻しようと決めていた。
ほんと、バカバカしい理由で。
「尚!早く学校行きなさいよ!始業式でしょ!朝練ないからってダラダラしないで!」
掃除機を持った母親が俺のドアを開けながらそう言った。
出席番号は毎年1番。
それに加え身長順でも1番。
なんだかそれが嫌になった俺はまだベットの上にいた。
近くにあった携帯電話で時刻を確認すると8時19分。
始業式の日は部活の朝練はなく高校生活1年間で早起きしなくてもいい日。
優越感に浸りながら過ごしていた。
クラス発表は8時20分。
気にならない訳でもないが自分より身長の高い人達に囲まれるのが嫌で勝手に遅刻しようと決めていた。
ほんと、バカバカしい理由で。
「尚!早く学校行きなさいよ!始業式でしょ!朝練ないからってダラダラしないで!」
掃除機を持った母親が俺のドアを開けながらそう言った。