あなたのために

「あんたなんな私の子供じゃあない」

「お母さん…」

「お母さんなんて呼ばないであんたの顔見るだけでイライラする、あんたなんか産まない方が良かった、私の人生を返して、この泥棒猫」

そう言ってお母さんは部屋から出て行った

少しは心配してくれるって思った…

やっぱり私はいらない子なんだ…

何でだろう涙は流れなかった
何で私は笑ってるのかな
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