運命はすぐそこに
「おはよー!舞」

今日は入学式。新しい制服に身を包みウキウキ気分で登校中に会ったのが私の親友舞。
舞はすごく優しくて天然で人見知り。打ち解けると素の舞を見せてくれる。

「おはよー!莉々!!莉々と会えるなんて運良い!1人ではいるの怖かったんだー。」

「舞らしいじゃんー、一緒行こ」

こんなたわいもない普通の会話をしながら歩いて行く。校門の前につき桜が校舎へ誘うように輝き招いていた。

「クラス見に行こ!」

「う!う...ん」

「どうしたの莉々?」

「な、なんでもない!!行こ!」
< 1 / 2 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop