笑顔の向こうの君に
!!!!
小林先生は、
言い方こそ変えたものの...。
私の両隣の空席に転校生がやって来て挟まれるってこと?!
皆にこの意味伝わってるかな?
つまり、
宮本の横は、当然私、宮本ちひろの横。
石井くんは、私の斜め左前にいる。
その後ってことは、当然、私の横。
私が人見知り
っていうわけじゃないけれど、
いきなり転校生が左右にいる状況は気まずいし、女子じゃないし、
ちょっと、やだな。
出来れば、来ないで!
って言いたいけど、言えるわけもなく...。
二人は、カバンを机の横にかけてから、
椅子に座った。
今、私の左、窓側に真人君。
右に真也君が、座ってる状態。
「お?おー。
宮本、
お前、上杉ブラザーズに挟まってるな。
がッハッハ。」
小林先生は、
私の気持ちなんてお構いなしに、
のんきに笑っている。
「宮本、これも何かの縁だ。
放課後、
2人に校内を案内してやってくれ。
教室が分からないと、何かと不便だからな。」
突然、
先生は突拍子もないことを口にした。
え?嘘でしょ。
先生。
そんなことするのヤダよ。
他の男子とかに頼んでよ。
そう思う心とは裏腹に
「はい。」と
素直に返事をする自分がいた。
小林先生は「よし。」と
なんだかうなずいてから
「じゃ、休み明けだから復習からしよう。
テキストの45ページ開けて。
始めるぞー。」
すぐに、授業モードに入った。
左右の二人は...、と言うと
窓ぎわの、真人君は
窓の外を肘をつきながら
ダルそうに眺め、
反対にいる、真也君は
ノートを取り出し勉強モード。
そして私は、
何となく緊張した状態で
新学期最初の授業スイッチをONにした。
小林先生は、
言い方こそ変えたものの...。
私の両隣の空席に転校生がやって来て挟まれるってこと?!
皆にこの意味伝わってるかな?
つまり、
宮本の横は、当然私、宮本ちひろの横。
石井くんは、私の斜め左前にいる。
その後ってことは、当然、私の横。
私が人見知り
っていうわけじゃないけれど、
いきなり転校生が左右にいる状況は気まずいし、女子じゃないし、
ちょっと、やだな。
出来れば、来ないで!
って言いたいけど、言えるわけもなく...。
二人は、カバンを机の横にかけてから、
椅子に座った。
今、私の左、窓側に真人君。
右に真也君が、座ってる状態。
「お?おー。
宮本、
お前、上杉ブラザーズに挟まってるな。
がッハッハ。」
小林先生は、
私の気持ちなんてお構いなしに、
のんきに笑っている。
「宮本、これも何かの縁だ。
放課後、
2人に校内を案内してやってくれ。
教室が分からないと、何かと不便だからな。」
突然、
先生は突拍子もないことを口にした。
え?嘘でしょ。
先生。
そんなことするのヤダよ。
他の男子とかに頼んでよ。
そう思う心とは裏腹に
「はい。」と
素直に返事をする自分がいた。
小林先生は「よし。」と
なんだかうなずいてから
「じゃ、休み明けだから復習からしよう。
テキストの45ページ開けて。
始めるぞー。」
すぐに、授業モードに入った。
左右の二人は...、と言うと
窓ぎわの、真人君は
窓の外を肘をつきながら
ダルそうに眺め、
反対にいる、真也君は
ノートを取り出し勉強モード。
そして私は、
何となく緊張した状態で
新学期最初の授業スイッチをONにした。