離婚前提。クールな社長と契約妻のとろ甘新婚生活
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翌日、アリアシェリーに出勤した百々花は、皆川からの報告に愕然とした。
「ひまわりの入荷が一本もないってどういうことですか!?」
それを車いっぱいに積んで、フェアの会場へ運ぶ予定でいたのだ。
「それが俺にもわからないんだ。ひまわりは一本も卸せないの一点張りで」
皆川も困り果てた顔だ。
彼によれば、この時期豊富にあるひまわりが市場から忽然と姿を消しているという。ありえない事態だ。
どうしよう。今日これから会場でセッティングがあるのに。
メインのひまわりがなくては話にならない。このまま〝ひまわりを揃えられませんでした〟では済まされない。なんとかしなくては。
百々花は皆川にも手伝ってもらい、花の卸問屋に片っ端から電話を入れ始めた。