キミに伝えたい愛がある。
部活で疲れはてた私たちはほぼ会話せず、約30分の道のりを揺られて過ごした。
空くんは大会曲の譜面を見ながら音楽を聴いていたけど、私にはそんな余裕はなく、空を見つめるのが関の山だった。
「次は...ヤマブキ町、ヤマブキ町。お出口は右側です」
あっという間に最寄り駅に到着。
私は降車ドアの前に立った。
「ちゆりちゃん待って!」
「えっ?」
私を追って空くんも降りてくる。
次々と改札に向かう人波から取り残される私たち。
私は状況を理解できず、空くんの言葉を待つしかなかった。
「遅いから送ってくよ」
「あ...ありがとう」
なんだ、そういうことか。
なら、よろしくお願いします 。
空くんは大会曲の譜面を見ながら音楽を聴いていたけど、私にはそんな余裕はなく、空を見つめるのが関の山だった。
「次は...ヤマブキ町、ヤマブキ町。お出口は右側です」
あっという間に最寄り駅に到着。
私は降車ドアの前に立った。
「ちゆりちゃん待って!」
「えっ?」
私を追って空くんも降りてくる。
次々と改札に向かう人波から取り残される私たち。
私は状況を理解できず、空くんの言葉を待つしかなかった。
「遅いから送ってくよ」
「あ...ありがとう」
なんだ、そういうことか。
なら、よろしくお願いします 。