三月はいなくなる子が多いから
朝、目が覚める。
6:00
目覚ましよりも30分以上早く起きたみたい。
昨晩の記憶が曖昧だった。
起きた時はいつも通りにベッドの中にいて、
いつものように枕元にスマホが置いてあった。
少しだけ頭が重い気がしたけれど、
それはきっと今日、園田さんと友達になる、
という胃が痛くなるほどの憂鬱な先生との約束が
あるからだろう。
いつも以上にノロノロとベッドから這い出ると、
部屋着を脱ぎ、下着が入ったカゴへと手を伸ばした。
普段なら上下がバラバラだろうと気にしないんだけれど、
なぜか今日はちゃんと選んでいた。
ピーチジョンのピンク色にラメのプリントの入った、
一番気に入っている下着に手が伸びていた。
どうしてこんな日に…。
いや、今日は考えようによっては勝負の日か。。
こんな勝負に駆り出される下着のことを思うと
なんとも哀れに感じてきた。
っていっても勝負は勝負なんだから、
勝負下着を選ぶのは間違っていない。
改めて下着をつけてみると、
少しだけ前向きになれたような、、、
そんな気がした。
6:00
目覚ましよりも30分以上早く起きたみたい。
昨晩の記憶が曖昧だった。
起きた時はいつも通りにベッドの中にいて、
いつものように枕元にスマホが置いてあった。
少しだけ頭が重い気がしたけれど、
それはきっと今日、園田さんと友達になる、
という胃が痛くなるほどの憂鬱な先生との約束が
あるからだろう。
いつも以上にノロノロとベッドから這い出ると、
部屋着を脱ぎ、下着が入ったカゴへと手を伸ばした。
普段なら上下がバラバラだろうと気にしないんだけれど、
なぜか今日はちゃんと選んでいた。
ピーチジョンのピンク色にラメのプリントの入った、
一番気に入っている下着に手が伸びていた。
どうしてこんな日に…。
いや、今日は考えようによっては勝負の日か。。
こんな勝負に駆り出される下着のことを思うと
なんとも哀れに感じてきた。
っていっても勝負は勝負なんだから、
勝負下着を選ぶのは間違っていない。
改めて下着をつけてみると、
少しだけ前向きになれたような、、、
そんな気がした。