龍神様物語

私の前に着きとその女性が

「こんにちは。あなた一人?」

と聞いてきた。

その声は鈴のような儚くて透明な声をしていた。

「はい。」

「そう。今時間大丈夫かしら。私の話し相手になってほしくて。」

「大丈夫ですよ。」

「ならこちらへどうぞ。せっかくだから私の屋敷でゆっくりお話しましょう♪」

その女の人はそういい私の手を取って歩き始めた。

向かい方向は神社の裏の方だった。

ここの管理している人なのだろうか。

そうこうしているうちに目の前に立派な日本屋敷が現れた。

え、神社の裏ってこんななってたの・・・知らなかった。

「こちらへどうぞ。今日はとても天気がいいのでせっかくだからお庭でお話しましょ。」

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