龍神様物語

それから奈々と遊んで家に帰った。

「ただいまぁー。」

「おかえりなさい。ご飯できるから早く着替えてらっしゃい。」

「はーい。」

トトトトト・・・・

自分の部屋へ行き部屋着へ着替えた。

洗面所で手を洗いうがいをして台所へ向かうテーブルには晩御飯が並べてあった。

私は手伝いとして人数分のご飯とみそ汁をよそっていった。

準備していくうちに家族全員が集まり席についていく。

自分も準備が整ったら席に着き取り皿に食べたい料理を持っていった。

「いただきまーす。」

その声と共に夕食がはじまった。

いつものようにその日あった出来事を話して笑って家族の団欒|《だんらん》を楽しみながら食事をした。

食べ終わってから食器を片付けて私はテレビを見ようと居間に行くとおばあちゃんがすでにいて食後のお茶をすすりながらテレビをみていた。

隣へ行き一緒に見ているとあのことを思い出した。
< 4 / 30 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop