白い便箋を太陽に翳してみれば・・
そんな美香は、あたしを心配をして暇があれば会って話を聞いてくれた。
「大丈夫だよ」「流星くん、きっと忙しくて会えないだけだよ」そう言って美香は、あたしを励ましてくれた。

そんな美香の優しさに、あたしは救われた。
そして、早くもまた１週間が過ぎていた。
もう流星とは３週間会っていない。

この時のあたしは、もうどうすればいいか分からなくなっていた。
ふと、帰りの電車の中で、
ブーーブーー・・
１通の新着メッセージが届いていた。

それは思いもよらない人からだった。
心配で仕方がなかった人・・。
流星からだった。
あたしは、急いで携帯を見た。

「ずっと会えなくてごめん。明日って空いてるか？」
それは、流星からの誘いのメールだった。
あたしは、すぐに流星にメールを送った。
「会えるよ！」

それと同時に、流星から電話がかかってきた。
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