白い便箋を太陽に翳してみれば・・
それから時が過ぎて、モモカのお腹の中に赤ちゃんができた。
俺ら二人、泣いて喜んだな。

出産予定日は7月。
後、1か月後だ。
そのためモモカは今、入院している。

俺は高校を卒業をして、近くの建設会社に就職した。
家族を養うために、沢山働いて頑張ないといけねぇーしな。

そして俺は、いつものように仕事の終わりにモモカのお見舞いに行く。
その帰りだった。

ブーブーブー

携帯に一本の着信が入った。
相手は分からなくて、知らない電話番号からだった。
不思議に思いながらも、俺は電話に出た。
「はい、もしもし」
「・・・」

なんだし・・。
俺は、電話を切ろうとしたけど、ある「違和感」を感じた。
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