白い便箋を太陽に翳してみれば・・
思ってもみなかった。
陸があたしと同じ気持ちだったなんて・・。
まだ全然実感ないや・・。
あれからあたしと陸は、変わらず何時間も図書館で話続けた。
気が付けば、辺りはだいぶ薄暗くなっていて。
「そろそろ帰るか」
陸の一言に、あたし達は図書館を出た。
すると、陸が何かを思い出したように「あっ」と、呟いた。
「どうしたの?」
「俺がもう一つ好きな場所教えてやるよ」
そう言った陸は、あたしの隣にある一つのベンチを指差した。
ちょっとさびれかかった古い木の、どこにでもあるようなベンチ。
すると陸は、ベンチにゆっくり腰をかけた。
あたしも自然に陸の隣に座った。
「ここも俺のお気に入り。すっげー落ち着く」
うん。ねぇ―陸?
あたしも分かる気がするよ。
すると陸が突然あたしを抱きしめた。
優しく・・でも、とても力強く。
「花恵、俺お前のことすげー好きだ」
陸は、あたしにそんな温かい言葉をくれたんだ。
陸があたしと同じ気持ちだったなんて・・。
まだ全然実感ないや・・。
あれからあたしと陸は、変わらず何時間も図書館で話続けた。
気が付けば、辺りはだいぶ薄暗くなっていて。
「そろそろ帰るか」
陸の一言に、あたし達は図書館を出た。
すると、陸が何かを思い出したように「あっ」と、呟いた。
「どうしたの?」
「俺がもう一つ好きな場所教えてやるよ」
そう言った陸は、あたしの隣にある一つのベンチを指差した。
ちょっとさびれかかった古い木の、どこにでもあるようなベンチ。
すると陸は、ベンチにゆっくり腰をかけた。
あたしも自然に陸の隣に座った。
「ここも俺のお気に入り。すっげー落ち着く」
うん。ねぇ―陸?
あたしも分かる気がするよ。
すると陸が突然あたしを抱きしめた。
優しく・・でも、とても力強く。
「花恵、俺お前のことすげー好きだ」
陸は、あたしにそんな温かい言葉をくれたんだ。