白い便箋を太陽に翳してみれば・・



流星がこの世を去って、一週間が過ぎた。

今は、仕事を休ませてもらっている。
相変わらずあたしは、ずっと泣いてばかりだった。
やっぱりあたし・・強くなんかないんだよ・・。

流星・・。
あなたに会いたい・・。

散々涙を流したはずなのに、あたしの目からは沢山の雫が零れ落ちてくる。
携帯を見れば、流星とのメールや通話履歴で埋めつくされている。
そして胸が苦しくなって、また涙が出る。
その繰り返しなんだ・・。

流星・・あたし、辛いよ・・。

やっぱり一人じゃ寂しいよ・・。
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