白い便箋を太陽に翳してみれば・・
「出産予定日は、7月を予定しています。ただ花恵さんは年齢的にもまだ若いですし、実際赤ちゃんがいつ産まれてくるかは全く分かりません。ですから、こちらとしてもすぐ対応出来るように入院もなるべく早くした方がいいと思います。どうしますか?」
「他の妊婦さんはどうしているんですか?」
「人によって違いますが、妊婦さんの体調や具合によっては早めに入院される方はいらっしゃいます」
「じゃーあたし入院します。その方が安心ですから」
「はい。分かりました」
正直、前みたいに急に倒れるのはあたしだって怖いし、もしお母さんが買い物に行っている時に陣痛でもきたら大変だ。
「それと冴島さん、もうすでに赤ちゃんの性別がはっきりしていますが、今伝えておきますか?」
「あ・・いえ、まだ大丈夫です。産まれた時の楽しみにとっておきます」
あ、ちょっとだけ照れた顔になっちゃったかも・・。
そんなあたしを見て、三上先生は温かい笑みを浮かべた。
「分かりました。一緒に頑張りましょうね」
それからあたしは2日後、荷物をまとめて入院することになった。
「他の妊婦さんはどうしているんですか?」
「人によって違いますが、妊婦さんの体調や具合によっては早めに入院される方はいらっしゃいます」
「じゃーあたし入院します。その方が安心ですから」
「はい。分かりました」
正直、前みたいに急に倒れるのはあたしだって怖いし、もしお母さんが買い物に行っている時に陣痛でもきたら大変だ。
「それと冴島さん、もうすでに赤ちゃんの性別がはっきりしていますが、今伝えておきますか?」
「あ・・いえ、まだ大丈夫です。産まれた時の楽しみにとっておきます」
あ、ちょっとだけ照れた顔になっちゃったかも・・。
そんなあたしを見て、三上先生は温かい笑みを浮かべた。
「分かりました。一緒に頑張りましょうね」
それからあたしは2日後、荷物をまとめて入院することになった。