白い便箋を太陽に翳してみれば・・
「ウエーン。ウエーン」
そして、愛しい声が病室にこだました。
「おめでとうございます。3300gの元気な男の子ですよ」
「花恵、よく頑張ったわね」
お母さんは、泣きながらあたしを優しく抱きしめた。
看護師さんが、赤ちゃんを綺麗な白いタオルに包んだ後、その大切な宝物をあたしの隣に寝かしてくれた。
「あ・・あたしの・・赤ちゃん・・」
自然と溢れ出してくる涙。
「流星・・あなたの子供・・あたし産んだよ・・」
お母さんは、ただただ泣いていた。
流星も、傍で見守っていてくれてたんだね。
ちゃんと聞こえたから。
あなたの声・・。
あたしにはちゃんと聞こえたから・・。
そして、愛しい声が病室にこだました。
「おめでとうございます。3300gの元気な男の子ですよ」
「花恵、よく頑張ったわね」
お母さんは、泣きながらあたしを優しく抱きしめた。
看護師さんが、赤ちゃんを綺麗な白いタオルに包んだ後、その大切な宝物をあたしの隣に寝かしてくれた。
「あ・・あたしの・・赤ちゃん・・」
自然と溢れ出してくる涙。
「流星・・あなたの子供・・あたし産んだよ・・」
お母さんは、ただただ泣いていた。
流星も、傍で見守っていてくれてたんだね。
ちゃんと聞こえたから。
あなたの声・・。
あたしにはちゃんと聞こえたから・・。