白い便箋を太陽に翳してみれば・・
今でも覚えているよ。
あなたと出逢った日のこと・・。
いっぱい笑ったね。
いっぱい涙も流したよね。
流星は、どんな時でもあたしの傍に居てくれたよね。
守ってくれた。

あなたと過ごした時間をあたしは忘れない。
流星と一緒に過ごした想い出は、どれもあたしの大切な宝物だから。

流星・・?
元気にしてる?
そっちは寒くないですか?

きっと今でも流星は、あたし達の傍で見守ってくれているんだよね。
なんか隣で「バーカ」って言いながら笑って、あたしの頭をくしゃってしてくれる姿が浮かぶんだ。

流星・・?
今でもあたしは、あなたを愛しています。


有理と一緒に喋っていたら、いつも駅で遊んでいる仲間が集まって来た。
そして一番遅くに来たのが、カズキ達だった。
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