白い便箋を太陽に翳してみれば・・
そんなあたしはと言うと、有理とか他の友達と一緒に飲んだり遊んだり・・。
気づけば夜の11時になるところだった。
今日はこれで解散。

今日も有理達と帰ろうと思ったけど、有理は先輩の家に泊まるらしいから、今日は歩き。
なんだか久しぶりだなぁ~歩きとか・・。

冬がもうそこまでやってくる季節の夜11時頃の外は、なんだか肌寒くて人の声も聞こえない静寂を保っている。
すると、後ろに何か違和感を感じた。

タッタッタッタ・・!!!
ん・・・?
誰か走って来る。
ちょっと怖いって思いながらも、勇気を出して後ろを振り返ってみる。

するとそこには、さっきカズキと一緒にいた流星先輩が息を切らしながら、あたしのところに走って来る。

・・・・?
・・・え?
なんで・・?
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