白い便箋を太陽に翳してみれば・・
「花恵!今日はありがとう。最高の誕生日だったよ!」
「あたしも楽しかったよ!ありがとう!」
「じゃーまたね花恵!」
「うん!バイバイ!」

そういって美香は、あたしが見えなくなるまで手を振ってくれていた。
ほんとに今日はありがとう、美香。
今年も1年、美香にとっていい年になりますように。
そう願いながら、あたしは帰路に着いた。


家に戻ったあたしは、部屋着に着替えてすぐさまベッドにダイブ!
すると、ブーーブーー・・
携帯に新着メッセージが届いていた。
すぐに携帯を確認してみる。

それは、流星からだった。
「花恵、クリスマスの日空いてる?一緒に過ごそうぜ!」
そんなメールにあたしは、嬉しくて胸がいっぱいになるんだ。
「うん!空いてるよ!」
あたしは、そう流星に送った。
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