白い便箋を太陽に翳してみれば・・
2 思い出す光景
中学校の入学式が後少しってところで、あたしは残りの春休みを有意義に過ごそうと決めていた。
けど、入学式のことであまりにも緊張していたあたしは、毎日毎日不安で仕方がなかった。
元々明るい性格じゃなかったから、中学で友達が出来るか心配だった。
そんな時に、お母さんがあたしに言ってくれた応援の言葉があった。
「花恵、あなたは思ったことを溜め込んでしまう性格なのね。だけどね、これだけは覚えておいてほしいの。中学校は小学校とは全然違うのよ。あなたが今まで出会ったことのない子だって沢山いる。だから自分からもっと前に出ていかなきゃだめなの。お母さんは花恵に沢山のお友達を作って楽しい学校生活を送ってほしいの。急には難しいかもしれないけど、花恵ならきっと大丈夫よ」
お母さんからの「大丈夫」・・。
なぜかは分からないけど、この言葉を聞いてあたしの中で何かが変わっていったんだ。
入学式当日。
心臓は破裂しそうだった。
でも、そんな時にお母さんが「花恵!笑顔よ、笑顔!大丈夫」
あたしは、お母さんに背中を押され新たな第一歩を踏み出した。
クラス表を見てみると、あたしは4組だった。
クラスに着いてみると、もうすでに沢山のクラスメート達がいて、とてもガヤガヤしていた。
けど、入学式のことであまりにも緊張していたあたしは、毎日毎日不安で仕方がなかった。
元々明るい性格じゃなかったから、中学で友達が出来るか心配だった。
そんな時に、お母さんがあたしに言ってくれた応援の言葉があった。
「花恵、あなたは思ったことを溜め込んでしまう性格なのね。だけどね、これだけは覚えておいてほしいの。中学校は小学校とは全然違うのよ。あなたが今まで出会ったことのない子だって沢山いる。だから自分からもっと前に出ていかなきゃだめなの。お母さんは花恵に沢山のお友達を作って楽しい学校生活を送ってほしいの。急には難しいかもしれないけど、花恵ならきっと大丈夫よ」
お母さんからの「大丈夫」・・。
なぜかは分からないけど、この言葉を聞いてあたしの中で何かが変わっていったんだ。
入学式当日。
心臓は破裂しそうだった。
でも、そんな時にお母さんが「花恵!笑顔よ、笑顔!大丈夫」
あたしは、お母さんに背中を押され新たな第一歩を踏み出した。
クラス表を見てみると、あたしは4組だった。
クラスに着いてみると、もうすでに沢山のクラスメート達がいて、とてもガヤガヤしていた。