Blessing〜煌めいた十五日〜
失敗をしてしまった時には、「ダメだな……」と落ち込みましたが、今はいい経験になったと思っています。

そして、職員さんに助けてもらいながら、おむつ介助を挑戦したりもしました。

その時に、介助は思っているよりも力がいるということを学びました。そして苦手だったおむつ介助が手順を覚えることができました。



利用者さんたちは面白い人たちが多く、驚いたりしながらも楽しい時間を過ごさせてもらいました。

自分の食事を食べさせようとしてくる人、絵を描くことが好きな人、海外旅行の話が好きな人、歌が好きな人など、個性的な人がたくさんいました。

そんな人たちと紫陽花を見に車で出かけたり、誕生日会をしたり、おやつレクリエーションをしたり、楽しく学ぶ時間はあっという間に過ぎていきました。

そして、ついに実習最後の日がやって来ました。最後の日が近づくたびに私は悲しくなり、更衣室で泣いたこともあります。

私は最後に一番仲良くなった利用者の方とお話をする時間をもらい、楽しく話をしていました。
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