愛に飢えた孤独な少女は極上の愛と幸せを手に入れた。



亜蓮side



バタンッ



柚が屋上から出ていった。

はぁ…柚が嫌がることばっかりやって…帰ってから甘やかそうと思ったけど…しばらく甘やかした方がいいかな。

いや〜、あの時の柚は可愛いんだよな〜…じゃなくて、どーしようか…

俊「…どうしたんだ?」

え?何、お前らまじで固まってんだけど、断られないと思ったの?

呼び捨ても拒否されてんだから予想しようよ。

大和「お前ら、何驚いてるん?」

匠海「…なんで…」

綾人「なんでですか…?わからないならお答えしますけど、柚香の立場を考えてくださいよ。」

柚の立場…か。

完全に柚の身になれば絶対あいつらでも拒否するはずだ。

だか今綾人が言った柚の立場は、妹が姫になって急に危険だと言われた時の…立場だな。






< 167 / 243 >

この作品をシェア

pagetop