愛に飢えた孤独な少女は極上の愛と幸せを手に入れた。




亜蓮「可愛いね、似合ってる。」

柚香「そう?嬉しいな。」

さすがに、柏木柚香とバレないような格好をしているけれどオシャレはしたい。

彼氏には可愛いって思われたいし…

亜蓮「じゃあ行こうか、行きたい所はある?」

柚香「…特にないけど…」

亜蓮「けど?」

柚香「…お揃いのものが欲しい…かな」

お揃いのもの。

今更、と亜蓮は思っているのだろうか。
でも不安なんだ。

桃香に亜蓮が取られちゃうんじゃないかって。
あの時はとりかえす、なんて言ったけど…自信が無い。

だから…せめて形に残るものが欲しい。






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