愛に飢えた孤独な少女は極上の愛と幸せを手に入れた。
柚香side
亜蓮「もちろん、柚香の欲しいものは全部俺があげるよ」
沢山貰ってるのに…昔は誰かに必要とされることだけで嬉しかったのに…欲張りになったなぁ。
柚香「ふふ、ありがとう」
依存…しているのかもしれない。
依存しているのなら、私はダメになるかもしれない。
でも今更、亜蓮なしで生きられるのだろうか。
依存しても…ちゃんと私を愛してくれるんだろうか。
時々、すごく不安になる。
亜蓮「じゃあどこのお店にする?」
でも、亜蓮は今の私を愛してくれるから。
変わらない愛なんてないかもしれないけれど。
私は亜蓮の愛を信じる。
柚香「んー…じゃあ、いつものところにする?」
いつものところというのは、milkyというお店だ。
オシャレな雑貨屋でカフェにもなっているので気に入っている。
よく二人で行く所。
亜蓮「だね、じゃあ行こうか。」
あぁ、幸せだなぁ。
ずっと…この時間が続けばいいのに。