愛に飢えた孤独な少女は極上の愛と幸せを手に入れた。
…何が起きた?
柏木が崩れ落ちそうになって…それを亜蓮が…
…………亜蓮?
なんで亜蓮が…柏木をキャッチしたんだ?
綾人「…はぁ、あぶね、お前がいなかったら俺らじゃ抑えきれなかった。」
大和「…早く帰んねぇと目覚めるぞ。…ユズは気絶してもすぐ目覚めるからな。」
気絶…?
あの時、柏木が気絶したのは…亜蓮がやったって事か?
あの亜蓮が?
亜蓮「…匠海、俺は柚を連れて帰る、しばらく来れねぇって言ったけど…やっぱり今日からだしばらくは無理だ、悪いが帰らせてもらう。」
あれ?亜蓮って…柏木の事、柚って呼んでたっけ?
桃香「…柚…?亜蓮くん、お姉ちゃんの事柚って…」
亜蓮「…何?彼女の事呼んで何が悪い?」
そう言って桃香を冷たい目で見つめる亜蓮。
彼女…??
それに…これは誰だ?
俺らの知ってる…俺の好きな桃香が惚れた…亜蓮じゃない。