愛に飢えた孤独な少女は極上の愛と幸せを手に入れた。
桃香「…お姉ちゃんの事…考えてて」
シーンッ
私の言葉で、みんなは黙ってしまう。
匠海「…もう3ヶ月か。」
…そう、あの日から3ヶ月たった。
もちろん傷付いたけれど、もう亜蓮くんへの想いは思い出だし、お姉ちゃんにも怒ってないし、いじめの犯人だったとも思ってない。
俊「…どこいったんだか。」
あの後、4人とも行方がわからなくて。
お母さんもお父さんも、「…そう」としか言わず、何か心当たりがあるのか、と思ったけれど言ってくれなかった。