愛に飢えた孤独な少女は極上の愛と幸せを手に入れた。
そう思いながら教室のドアを開けるとす俺の隣の席に座っていたのは柚だった。
もう1人は…柚の双子の妹桃香だ。
柚が…恨んでいる一人。
目が合ったけど…ほんとに何も知らなそうな目だな…
俺の嫌いな目。
それに…どうやら俺に落ちたみたいだ。
柚が言ってたしな…
"桃香は私と同じ人を好きになる…それに私の後にね…んで、私に惚れてた男もみーんな桃香に行くから。ほんとタチ悪い"
柚の言ってた事がよく分かるわ。
まー、俺は惚れないけどね。