失われた民族 最後の娘
_キキタさんの育った村には、独自の神話があったそうですね。
 語って頂けますか?

_ええ、

ここから、文体が変わる。


 昔、大洪水があり人間の大体は流されてしまった。
 一人の少女は山に登って逃れた。
 彼女がたどり着いたとき、そこには、もう一人少年がいた。
 二人はそこに家を建て、ともに暮らしだした。
 やがて二人は大人になり、子供を設けた。
 五人の子供たちは、やがて山の下に何があるのか気になった。
 若い夫婦は子供たちに山の下に降りることを禁じた。(危険のため)
 しかし、末の男の子が好奇心で降りてしまった。
 山の下に降りると男の子は死に(死因不明)空にあげられてしまった。
 彼は、太陽になり村から人が出ていかないように(死ぬことのないよう)
 見張っている。
 山から下りて暮らしていけない
 山から下りて暮らしていけない
 
上記のものは、アントループマガジンHPにて現地語の民謡(フランス語字幕付き)
でみられる。さらに内容が詳しく、もっと長い。 
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