おっさんキューピット
第2章 中学生
男は深夜のコンビニに来ていた。
立ち読みをするフリをして外にたむろしている数人の若者の顔と写真を見比べて呟いた。
「顔は同じだけど、なんでこうなっちゃったかな~」
男はターゲットが一人になるまで店員に怪しまれながらも待つことにした。

夜が明けて少し明るくなってきた頃、若者たちはそれぞれの家路に着いた。
その中の一人に声をかけた。
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