愛すべき彼女達 ~十人十色~
「…………………ごめん、分かんない…………。」

シュンとしていたら、いつもの笑顔に戻って。

「心配するだろう。
女の子なんだから………気をつけないとね。
せめて勝手に入らせないで。
こんな男が来たら困るでしょ?」と言って

キスされた。

「ごめんね。
でも…………洋ちゃんなら………良い。」

怒ってないことを確認してから………そう言って甘える。

「それじゃ、お言葉に甘えて!」

チュッチュッ、チュッ。

だんだん深くなるキスにドキドキしてたら。

「淋しかった?
ごめんね。
…………結婚しよう。」って。

…………………………………………………………。

…………………………………………………………??

………………………………………………………えっ?!

キスする洋ちゃんの胸を押して、まじまじ顔を見ると。

ニッコリ笑って「しようね!」って、念を押された。

「………………………まじ?」

「幼稚園の先生が、そんな言葉を使っちゃあいけないなぁ。
でも………………まじ。」

………………………まじかぁ~

…………………………………………………………………………。

頬が自然に緩む。
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