愛すべき彼女達 ~十人十色~
洋ちゃんの運転で、30分走ったらウチがある。

ここも洋ちゃんのお家と一緒で………

ピンポンを押す前に両親と弟妹が、飛び出してきた。

リビングに到着すると直ぐ

土下座をして「梓さんを、俺に下さい。」と

映画やドラマで見た姿で父親にお願いしていた。

元々プロポーズすることも

その後上手くいくとここに来ることも。

ちゃんと打ち合わせして、知っていたはずなのに………。

そんな洋ちゃんだから、着いていこうって思ったんだよね。

両方の親に、報告を済ませ。

許可をもらった私達は、私のベットとその下に布団を敷いて眠った。

後少ししたら…………同じベットで寝るんだなぁ。

ちょっとずつ結婚することを、理解しながら目を閉じた。
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