愛すべき彼女達 ~十人十色~
ポロポロ溢れる涙。
泣いたら、よけい困らせてしまうのに…………止まらない。
「後は…………一人でいいから………
大丈夫。
……………………ごめんね。」
泣きながらそれだけ伝えるのがやっとな私の頭をポンと叩いて。
「相変わらず、一人で答え出すよなぁ。
『片思い』っていうなって言っただろう。
もう…………片思いじゃないから。」
えっ?……………………??………………。
固まる私のノートを取り上げて
「俺が持ってっとくから、これ舐めて教室で待ってろ。
六時には部活が終わる。」って………私の手には飴玉が二つ。
さっさと歩き始めた後ろ姿を…………
ただただ眺めてた。
……………………………どういうこと??
泣いたら、よけい困らせてしまうのに…………止まらない。
「後は…………一人でいいから………
大丈夫。
……………………ごめんね。」
泣きながらそれだけ伝えるのがやっとな私の頭をポンと叩いて。
「相変わらず、一人で答え出すよなぁ。
『片思い』っていうなって言っただろう。
もう…………片思いじゃないから。」
えっ?……………………??………………。
固まる私のノートを取り上げて
「俺が持ってっとくから、これ舐めて教室で待ってろ。
六時には部活が終わる。」って………私の手には飴玉が二つ。
さっさと歩き始めた後ろ姿を…………
ただただ眺めてた。
……………………………どういうこと??