溺愛ホリック
柚子のいない毎日なんて想像できなくて。



俺にとっての柚子の偉大さを感じる·····。



俺もこの腕時計大事にするから。



柚子と同じくらいに。



「柚子、外見て」

「えっ?·····わぁ」

「予報通りだな」

「ホワイトクリスマスだね〜!」



珍しくはしゃぐ柚子が、子供みたいで、可愛くて。



抱き上げれば、俺の上でジタバタ暴れまくり。



さぁ、お姫様、ベッドへ行こうか。



「豹くんっ、下ろしてっ!」

「無理」

「心の準備が·····」

「ベッドですればいい」

「お風呂もまだだよっ!ね!戻ろ〜」

「あー、一緒に入る?」

「どうしてそうなるの!?」



少し黙んなさい。



ま、夜はまだまだこれからだから。



ゆっくりと、楽しむことにする。

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