溺愛ホリック
一条先輩って、本気で恋愛したことあるのかな。
こんなこと考えちゃう時点で、やっぱり私は一条先輩に惹かれてるんだ·····。
一条先輩にはお仲間さんがいて。
小田桐先輩と不破先輩とは幼なじみなんだって。
学校で人気者の3人の溜まり場は主に中庭らしい。
学校のつくり的に中庭を囲んで建てられているから、廊下や教室から見下ろせばよく見える。
「蜜はあの先輩3人組知ってる?」
「噂は聞くよ」
「タイプな人いる?」
「うーん·····いないかなぁ」
恋愛したことない蜜。
好きな人もいないんだって。
こんなに可愛いのに。
「潤美ちゃんはもしかしているの!?」
「あの·····先輩」
「え!どの先輩!?黒髪さん!?」
「違う、茶色。片耳ピアスしてて少し背が低めの方·····」
「応援するよ、潤美ちゃん!」
キラキラと瞳を輝かせながら蜜は乗り気。
こんなこと考えちゃう時点で、やっぱり私は一条先輩に惹かれてるんだ·····。
一条先輩にはお仲間さんがいて。
小田桐先輩と不破先輩とは幼なじみなんだって。
学校で人気者の3人の溜まり場は主に中庭らしい。
学校のつくり的に中庭を囲んで建てられているから、廊下や教室から見下ろせばよく見える。
「蜜はあの先輩3人組知ってる?」
「噂は聞くよ」
「タイプな人いる?」
「うーん·····いないかなぁ」
恋愛したことない蜜。
好きな人もいないんだって。
こんなに可愛いのに。
「潤美ちゃんはもしかしているの!?」
「あの·····先輩」
「え!どの先輩!?黒髪さん!?」
「違う、茶色。片耳ピアスしてて少し背が低めの方·····」
「応援するよ、潤美ちゃん!」
キラキラと瞳を輝かせながら蜜は乗り気。