溺愛ホリック
悩みもありまして
柚子×豹
《柚子》
私の好きな人は基本無表情。
全くといって、何を考えてるのかさっぱりわからない。
それって豹くんにももちろん非はあるんだろうけど。
やっぱり、彼女って立ち位置の私が察しなきゃいけないのだろうか。
友達のいない私は、学校に相談できる相手すらいません·····。
なんなら、嫉妬で溢れるライバルならたくさんできたよ·····。
「あんたが豹の女?」
「そ、そうです·····」
「どんな手使って豹のこと脅したの?」
脅したって·····。
そんな度胸私にあると思ってるんだろうかこの人·····。
見るからにオラオラしてて、まるで女豹のような目の前の女の子は、私を校舎の壁まで追い詰める·····。
少しヒンヤリとしたコンクリートの壁に背中が当たる。
豹くんてすごいや·····。
モテモテすぎだよ·····。
逃げ場なんてどこにもなくて、この後の最悪な結末まであと数秒って時。
私の好きな人は基本無表情。
全くといって、何を考えてるのかさっぱりわからない。
それって豹くんにももちろん非はあるんだろうけど。
やっぱり、彼女って立ち位置の私が察しなきゃいけないのだろうか。
友達のいない私は、学校に相談できる相手すらいません·····。
なんなら、嫉妬で溢れるライバルならたくさんできたよ·····。
「あんたが豹の女?」
「そ、そうです·····」
「どんな手使って豹のこと脅したの?」
脅したって·····。
そんな度胸私にあると思ってるんだろうかこの人·····。
見るからにオラオラしてて、まるで女豹のような目の前の女の子は、私を校舎の壁まで追い詰める·····。
少しヒンヤリとしたコンクリートの壁に背中が当たる。
豹くんてすごいや·····。
モテモテすぎだよ·····。
逃げ場なんてどこにもなくて、この後の最悪な結末まであと数秒って時。