溺愛ホリック
《千賀》
周りが受験1色になってきたこの頃。
豹も暁も勉強ばっかりで、彼女とイチャイチャできないからってピリピリムード。
就職組の僕にも八つ当たりしてくる·····。
「あ゛ーむしゃくしゃしてきた」
「豹黙れ。口にすんな。余計いら立つ」
「柚子に部屋来て欲しくて鍵渡したのに、遠慮してか来ないんだよ」
「じゃあお前が我慢すればいい話だろ?こっちなんか遠慮なしに毎日ベタベタベタベタ·····」
どうやらこの2人、ムラムラ期。
最近、寒くなってきたのを機に溜まり場を変更して、今は空き教室を使っている僕たち。
愚痴吐くのにここに来る2人と、つかの間の時間を過ごす。
2人の話を他人事のように聞いていれば、気づけばイライラの矛先がこっちに向き始め·····。
「千賀も大学行けよ」
「んー、勉強したくない」
「そんな理由かよ·····」
「自由に生きたいからね~」
「適当人間」
最低限生活して行ければなんの問題もないでしょ?
僕は働きマンになる。
周りが受験1色になってきたこの頃。
豹も暁も勉強ばっかりで、彼女とイチャイチャできないからってピリピリムード。
就職組の僕にも八つ当たりしてくる·····。
「あ゛ーむしゃくしゃしてきた」
「豹黙れ。口にすんな。余計いら立つ」
「柚子に部屋来て欲しくて鍵渡したのに、遠慮してか来ないんだよ」
「じゃあお前が我慢すればいい話だろ?こっちなんか遠慮なしに毎日ベタベタベタベタ·····」
どうやらこの2人、ムラムラ期。
最近、寒くなってきたのを機に溜まり場を変更して、今は空き教室を使っている僕たち。
愚痴吐くのにここに来る2人と、つかの間の時間を過ごす。
2人の話を他人事のように聞いていれば、気づけばイライラの矛先がこっちに向き始め·····。
「千賀も大学行けよ」
「んー、勉強したくない」
「そんな理由かよ·····」
「自由に生きたいからね~」
「適当人間」
最低限生活して行ければなんの問題もないでしょ?
僕は働きマンになる。