先生は溺愛ダンナさま
私は、アルコールは体質的に受け付けなくて、苦手だったけど、せっかくなので職場の人と交流したかった。


「すまん、桜木さん急ぎでこれだけ入力してもらえるかな?」


「はい、わかりました」


5時ギリギリに仕事を頼まれたけど、その日は藤川さんも忙しくしていたから一緒に残業になった。

「ごめんな、こんな日に。後で2人で追いかけよう。店はいつもの場所でわかってるから」


「大丈夫です、急いで終わらせますね」


「ゆっくりでもいいよ。キミよく間違えるから」


「はあ、すみません」


藤川さんに釘を刺されたので慎重に仕事を終わらせた。


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