悔しいけど好き
縁側に立ってる海里兄さんに気付き慌てて離れる。
鷹臣も気が削がれたのか今度はすんなり離れた。
「お熱いようで何よりだな?心配することも無かったか」
「え?な、何を?」
海里兄さんはどこから見てたのか戦々恐々となる。
「鷹臣~何なら俺の離れの部屋貸してやろうか?あそこならどんなに叫んでも母屋までは聞こえないぞ。なあ?凪?」
「えっ!いいんですか?」
「ばっ…!?何言ってんの!おにい!鷹臣もなに喜んでんのよ!」
「う”っ…」
鷹臣の脇腹に肘鉄を喰らわし海里兄さんに猛講義!
本気で借りたりしたら明日から何言われるか堪ったものじゃない!
う…ひでえ…と横で嘆いてる鷹臣に煩い!と窘めてるとまた今度は豪快に海里兄さんが笑った。
「あっはっは!やっぱり凪は扱いにくいだろ?昔から素直じゃないんだ。周の前だけだったな、凪が素直になるのは」
「おにい!余計なこと言わないで!」
「凪…」
また子犬のような目をする鷹臣に何だか焦れてどうしていいか分かんない。
おにいのせいだと海里兄さんを睨むとお腹を抱えて「わかったわかった悪かった」なんて言ってる。
全然悪いと思ってないでしょ!
「まあ、風呂でも入って一旦落ち着け。鷹臣は着替え無かったな?俺の貸してやるから」
「あ…ありがとうございます」
さっさとうち入れ~と海里兄さんは行ってしまった。
鷹臣も気が削がれたのか今度はすんなり離れた。
「お熱いようで何よりだな?心配することも無かったか」
「え?な、何を?」
海里兄さんはどこから見てたのか戦々恐々となる。
「鷹臣~何なら俺の離れの部屋貸してやろうか?あそこならどんなに叫んでも母屋までは聞こえないぞ。なあ?凪?」
「えっ!いいんですか?」
「ばっ…!?何言ってんの!おにい!鷹臣もなに喜んでんのよ!」
「う”っ…」
鷹臣の脇腹に肘鉄を喰らわし海里兄さんに猛講義!
本気で借りたりしたら明日から何言われるか堪ったものじゃない!
う…ひでえ…と横で嘆いてる鷹臣に煩い!と窘めてるとまた今度は豪快に海里兄さんが笑った。
「あっはっは!やっぱり凪は扱いにくいだろ?昔から素直じゃないんだ。周の前だけだったな、凪が素直になるのは」
「おにい!余計なこと言わないで!」
「凪…」
また子犬のような目をする鷹臣に何だか焦れてどうしていいか分かんない。
おにいのせいだと海里兄さんを睨むとお腹を抱えて「わかったわかった悪かった」なんて言ってる。
全然悪いと思ってないでしょ!
「まあ、風呂でも入って一旦落ち着け。鷹臣は着替え無かったな?俺の貸してやるから」
「あ…ありがとうございます」
さっさとうち入れ~と海里兄さんは行ってしまった。