悔しいけど好き
「朝も農作業手伝って疲れてるだろ?寝てていいよ」
「ううん大丈夫」
周くんの気遣いにやんわり断って、飽きないように話しかけた。
鷹臣は不機嫌ではないけど言葉少なで相槌をするばかり。
だからいつの間にかほぼ私と周くんで昔話に花が咲いていた。
話しに夢中になってると奴の手が私の太腿の上に乗り、ん?と思ったけどそこから動かなかったから放っといていたら段々と撫でるように動き出した。
何気に避けるとまた乗ってきて、ぎろりと奴を睨むと、外を向いていて目を合わせない。
気にせずまた周くんと話してるとまた撫でてきて避けてを数回繰り返してる内に今度は大胆にも内腿へと滑り込んできた。
ちょっと!周くんいるのに!
奴を睨めば今度は目を合わせないくせにニヤリと頬杖ついた口元が笑ってる。
もう!と奴の手をつねってやった。
「いてっ」
「ん?どうした?」
「あ、いや、何でも…」
周くんに気付かれ何でもないように言い繕って奴は私を睨むから睨み返した。
どう考えたってあんたが悪いでしょう!
「そろそろ休憩しようか?」
「あ、うん…」
周くんが気を利かせ進路を変えてサービスエリアに吸い込まれるように進んでいく。
「ううん大丈夫」
周くんの気遣いにやんわり断って、飽きないように話しかけた。
鷹臣は不機嫌ではないけど言葉少なで相槌をするばかり。
だからいつの間にかほぼ私と周くんで昔話に花が咲いていた。
話しに夢中になってると奴の手が私の太腿の上に乗り、ん?と思ったけどそこから動かなかったから放っといていたら段々と撫でるように動き出した。
何気に避けるとまた乗ってきて、ぎろりと奴を睨むと、外を向いていて目を合わせない。
気にせずまた周くんと話してるとまた撫でてきて避けてを数回繰り返してる内に今度は大胆にも内腿へと滑り込んできた。
ちょっと!周くんいるのに!
奴を睨めば今度は目を合わせないくせにニヤリと頬杖ついた口元が笑ってる。
もう!と奴の手をつねってやった。
「いてっ」
「ん?どうした?」
「あ、いや、何でも…」
周くんに気付かれ何でもないように言い繕って奴は私を睨むから睨み返した。
どう考えたってあんたが悪いでしょう!
「そろそろ休憩しようか?」
「あ、うん…」
周くんが気を利かせ進路を変えてサービスエリアに吸い込まれるように進んでいく。