悔しいけど好き
「凪ちゃん大丈夫?」
「はい。美玖さんすいません。ご迷惑かけて」
「そんなことはいいの。神城くんも心配してたわよ?」
「あ~大丈夫です。家帰る時丁度会ったんで」
心配する美玖さんに申し訳ないと思いながらにっこり笑って鷹臣の背広を奴の椅子に掛けた。
机の上の書類はちゃんと持って行ったみたいだ。
正木部長にも抜けたことをお詫びして、それから後れを取った分の仕事を集中してやった。
腕はまだ少しジンジンするけどそんなことに構ってる暇は無く仕事をこなす。
最近は鷹臣だけでなく山本さんの手伝いもしてるから結構忙しいのだ。
それでもがんばった甲斐あって定時少し過ぎた頃に仕事は終わり帰ることにした。
鷹臣はまだ帰って来てない。
この分だと背広は家に置いてっても良かったかな?
少し皺もあるから家に持って帰ってアイロンでも掛けてあげようとまた背広を持って帰ろうとした。
「お?甲斐甲斐しいな?旦那の背広持ってご帰宅か?」
丁度正木部長とすれ違って帰りの挨拶をするとそんなこと言われて立ち止まる。
「こういうのもいちゃついてるうちに入るんですかね?」
「はあ?何のことだ?」
私の呟きに目を丸くする正木部長が立ち止り私を見下ろす。
「はい。美玖さんすいません。ご迷惑かけて」
「そんなことはいいの。神城くんも心配してたわよ?」
「あ~大丈夫です。家帰る時丁度会ったんで」
心配する美玖さんに申し訳ないと思いながらにっこり笑って鷹臣の背広を奴の椅子に掛けた。
机の上の書類はちゃんと持って行ったみたいだ。
正木部長にも抜けたことをお詫びして、それから後れを取った分の仕事を集中してやった。
腕はまだ少しジンジンするけどそんなことに構ってる暇は無く仕事をこなす。
最近は鷹臣だけでなく山本さんの手伝いもしてるから結構忙しいのだ。
それでもがんばった甲斐あって定時少し過ぎた頃に仕事は終わり帰ることにした。
鷹臣はまだ帰って来てない。
この分だと背広は家に置いてっても良かったかな?
少し皺もあるから家に持って帰ってアイロンでも掛けてあげようとまた背広を持って帰ろうとした。
「お?甲斐甲斐しいな?旦那の背広持ってご帰宅か?」
丁度正木部長とすれ違って帰りの挨拶をするとそんなこと言われて立ち止まる。
「こういうのもいちゃついてるうちに入るんですかね?」
「はあ?何のことだ?」
私の呟きに目を丸くする正木部長が立ち止り私を見下ろす。