悔しいけど好き
落ち着いてから食事をして互いにお風呂に入ってソファーでまったりとくつろぎタイム。
鷹臣の脚の間に収まり、温かいハーブティーを飲む。
最近の私の定位置で鷹臣はそんな私をふんわりと抱きしめる。
優しい香りに満足げだった私は、ふと思い出して聞いてみた。
「そう言えば、うまく誤魔化したつもりだったのに良く分かったね?」
「そりゃそうだろう?コーヒー飲まないお前がコーヒー飲もうとしたなんておかしいし、汚れ方が溢したというより掛けられたみたいだったからな」
「あ、そこからバレてるとは…御見それしました」
匂いは好きなんだけど体質なのかコーヒーが苦手で苦味もダメで飲めないわけじゃないけど自分で飲もうとは思わない。
それを知ってた鷹臣はハナから私が嘘ついてるとお見通しだったみたいだ。
「俺は凪の彼氏だろ?嘘つかないで俺に言ってくれよ」
ぎゅうっと抱きしめられて肩に頭が乗ってふうっとため息つく鷹臣にちゃんと言えばよかったかな?とちょっと後悔。
でも、なんて言えばよかったのかな?とちょっと悩む。
「まあ、今度からちゃんと言うよ」
無難なことを言えばジト目で見てきて苦笑い。
お前絶対言う気無いだろう?とその目が言っている。
鷹臣の脚の間に収まり、温かいハーブティーを飲む。
最近の私の定位置で鷹臣はそんな私をふんわりと抱きしめる。
優しい香りに満足げだった私は、ふと思い出して聞いてみた。
「そう言えば、うまく誤魔化したつもりだったのに良く分かったね?」
「そりゃそうだろう?コーヒー飲まないお前がコーヒー飲もうとしたなんておかしいし、汚れ方が溢したというより掛けられたみたいだったからな」
「あ、そこからバレてるとは…御見それしました」
匂いは好きなんだけど体質なのかコーヒーが苦手で苦味もダメで飲めないわけじゃないけど自分で飲もうとは思わない。
それを知ってた鷹臣はハナから私が嘘ついてるとお見通しだったみたいだ。
「俺は凪の彼氏だろ?嘘つかないで俺に言ってくれよ」
ぎゅうっと抱きしめられて肩に頭が乗ってふうっとため息つく鷹臣にちゃんと言えばよかったかな?とちょっと後悔。
でも、なんて言えばよかったのかな?とちょっと悩む。
「まあ、今度からちゃんと言うよ」
無難なことを言えばジト目で見てきて苦笑い。
お前絶対言う気無いだろう?とその目が言っている。