悔しいけど好き
奴のアシスタントって?
新年度
「そうか!神城のアシスタント引き受けてくれるか!」
よかったよかったとにこやかに笑う正木部長。
やっぱり神城のアシスタントを断ろうと思ってたのに、奴は先手を打っていた。
あの日帰った後早々と正木部長に私がアシスタントを引き受けてくれたと報告していたらしい。
部長が出勤した途端に私を呼んで嬉しそうに肩を叩かれた。
断りずらくなっちゃって、後から入ってきた奴のにやりと笑った顔を見てしてやられたと歯噛みする。
渋々新しくなった席に着けば今まで隣にいた神城は主任席の斜め前に移動し、何食わぬ顔でパソコンを覗き込んでる。
ムカムカしながら後でいろいろ文句言ってやろうと睨んでいると正木部長の声がかかる。
「新年度最初のミーティングするから、みんな会議室に移動な」
ぞろぞろとみんなで会議室に移動し、いつもの場所を無意識に座る。
そこは左端から2番目。
神城もいつものように私の隣、左端に陣取り無駄に長い足を組み座った。
「そうか!神城のアシスタント引き受けてくれるか!」
よかったよかったとにこやかに笑う正木部長。
やっぱり神城のアシスタントを断ろうと思ってたのに、奴は先手を打っていた。
あの日帰った後早々と正木部長に私がアシスタントを引き受けてくれたと報告していたらしい。
部長が出勤した途端に私を呼んで嬉しそうに肩を叩かれた。
断りずらくなっちゃって、後から入ってきた奴のにやりと笑った顔を見てしてやられたと歯噛みする。
渋々新しくなった席に着けば今まで隣にいた神城は主任席の斜め前に移動し、何食わぬ顔でパソコンを覗き込んでる。
ムカムカしながら後でいろいろ文句言ってやろうと睨んでいると正木部長の声がかかる。
「新年度最初のミーティングするから、みんな会議室に移動な」
ぞろぞろとみんなで会議室に移動し、いつもの場所を無意識に座る。
そこは左端から2番目。
神城もいつものように私の隣、左端に陣取り無駄に長い足を組み座った。