悔しいけど好き
嬉しくない状況に逃げる隙を伺うけどもじっとり見られて足もすくむ。
持ってる資料でガードをするけど心許ない。
「気になるなあ、ねえどうやって社内一モテ男のハートを掴んだのさ?教えて欲しいなー?」
「そ…そんな事知りません」
私が知りたいくらいだ。
前に初めて見た時から気になってたと言ってたけどはっきりとどこか好きなのかなんて聞いてないし!
だいたい見ず知らずの人に教えませんよ!
「えー?なんかあるでしょ?あの荒川さんに勝ったんだからさ?」
なんでそんなに拘るんだろう。
それよりも距離が段々近付いてきて逃げる隙がなくなってきてることに焦りが生じる。
「僕を振った女が振った男の彼女だろう?絶対何かあるはずだよ?」
「はあ?何言ってるんですか?っていうか近付かないで下さい!」
爛々とした目に我慢出来なくなって資料ごと袴田専務の胸を押した。
一旦抵抗なく引いたと思ったら両手首を掴まれ資料が落ちる。
そのまま凄い力で押さえつけられた。
「いたっ…離して!」
相手が上司なのも忘れて叫ぶとニヤリと笑う奴は手首をより強く握り壁に体ごと押し当ててきて、全身が拒否反応を起こし総毛立った。
「ああ、そうか、君意外といい身体してるね?その身体でやつを骨抜きにしたのかな?」
「いっ…いやっ」
持ってる資料でガードをするけど心許ない。
「気になるなあ、ねえどうやって社内一モテ男のハートを掴んだのさ?教えて欲しいなー?」
「そ…そんな事知りません」
私が知りたいくらいだ。
前に初めて見た時から気になってたと言ってたけどはっきりとどこか好きなのかなんて聞いてないし!
だいたい見ず知らずの人に教えませんよ!
「えー?なんかあるでしょ?あの荒川さんに勝ったんだからさ?」
なんでそんなに拘るんだろう。
それよりも距離が段々近付いてきて逃げる隙がなくなってきてることに焦りが生じる。
「僕を振った女が振った男の彼女だろう?絶対何かあるはずだよ?」
「はあ?何言ってるんですか?っていうか近付かないで下さい!」
爛々とした目に我慢出来なくなって資料ごと袴田専務の胸を押した。
一旦抵抗なく引いたと思ったら両手首を掴まれ資料が落ちる。
そのまま凄い力で押さえつけられた。
「いたっ…離して!」
相手が上司なのも忘れて叫ぶとニヤリと笑う奴は手首をより強く握り壁に体ごと押し当ててきて、全身が拒否反応を起こし総毛立った。
「ああ、そうか、君意外といい身体してるね?その身体でやつを骨抜きにしたのかな?」
「いっ…いやっ」