婚約解消してきちゃいました?ヘタレ令嬢様のチートキャンプ!
14.化学繊維、ファスナー万歳
♦︎♦︎♦︎
「さてさて、テント立てまっせー!」
「…え?てんと?」
またしても聞き慣れない言葉に首を傾げる。
「テントはまあ…天幕のこと!」と、軽く説明をした後、豹牙は「ぽめ!チートでテント!」と愛犬を呼び付ける。
ぽめは、その広い崖っぷちの辺りで、気が触れたかのようにぐるぐると回り続けていたが、豹牙の声に反応して「わんわんわんっ!」と大きく吠えた。
すると、空気がボンッ!と弾けた。
そして、目の前に現れたのは…この世界で見たことのない斬新なカタチをした大きめの包みだった。
色も深緑だけど、随分奇抜に発色してる。
「どれどーれ…」と、豹牙は包みを開けている。見慣れない金属を引っ張り、ジャジャジャと音を鳴らして開けていた。
「え?この金属何?留め具?」
「これはファスナーって言うの。人間界で発明された留め具。…人間界では服にも使われているんだぜ?」
「わぁ!」
人間界ぐっず!物凄く斬新な小道具だ。
このふぁすなーという留め具が服にも使われているの?…どんな服なの?
「さてさて、テント立てまっせー!」
「…え?てんと?」
またしても聞き慣れない言葉に首を傾げる。
「テントはまあ…天幕のこと!」と、軽く説明をした後、豹牙は「ぽめ!チートでテント!」と愛犬を呼び付ける。
ぽめは、その広い崖っぷちの辺りで、気が触れたかのようにぐるぐると回り続けていたが、豹牙の声に反応して「わんわんわんっ!」と大きく吠えた。
すると、空気がボンッ!と弾けた。
そして、目の前に現れたのは…この世界で見たことのない斬新なカタチをした大きめの包みだった。
色も深緑だけど、随分奇抜に発色してる。
「どれどーれ…」と、豹牙は包みを開けている。見慣れない金属を引っ張り、ジャジャジャと音を鳴らして開けていた。
「え?この金属何?留め具?」
「これはファスナーって言うの。人間界で発明された留め具。…人間界では服にも使われているんだぜ?」
「わぁ!」
人間界ぐっず!物凄く斬新な小道具だ。
このふぁすなーという留め具が服にも使われているの?…どんな服なの?