大好きだった
キーンコーンカーンコーン
今日一日の授業を終えるチャイムが鳴り響く。
結局、今日の授業は散々だった。
「春花っ!帰ろっ。カフェ行く約束してたでしょっ?」
「うん。時雨。」
そして、私たちはカフェへ向かった。

カランコローン
「いらっしゃいませー」
定員さんが笑顔で挨拶してくれる。
「さーって何頼もうかなー?」
早速時雨は、メニューを見ている。
「んふふっ」
「なーに笑ってんのさー」
不満げに時雨が頬を膨らませ私を睨む。
「なんか、そーゆう時雨、好きだなぁって」
「なーに、バカにしてんでしょ。……でも、春花が笑ってくれて嬉しいです。」
時雨はクスッと笑う。
時雨は優しくて、いっつも私を支えてくれる。
ほんと、時雨は可愛いなぁ。なんて言うと絶対調子乗るから、言わないことにしよ。
< 5 / 5 >

ひとこと感想を投票しよう!

あなたはこの作品を・・・

と評価しました。
すべての感想数:0

この作品の感想を3つまで選択できます。

この作家の他の作品

Seven World
犬飼梓/著

総文字数/4,594

ファンタジー21ページ

表紙を見る
腐女子と学園の王子様(?)が入れ替わりました。
犬飼梓/著

総文字数/1,927

恋愛(ラブコメ)6ページ

表紙を見る
大正で愛して。
犬飼梓/著

総文字数/1,350

恋愛(その他)2ページ

表紙を見る

この作品を見ている人にオススメ

読み込み中…

この作品をシェア

pagetop