恋するオオカミ〜不器用だけと一途なんだよ!
「あ、うん。まだなんか歩くと響くけどねー。大丈夫だよ。」
「ほんと?ならいいけど。小野寺には思いっきりケリ入れといたから。」
そこへ小野寺くんもやってきて、しきりにペコペコ頭を下げて手を顔の前で合わせてる。
「ごめん!白波瀬さん。ほんとっに!なんてお詫びしたらいいか…」
「あ、うん。大丈夫。そんなに大したことないから…」
そのあとも必死に謝っていた。
「杏。帰ろっか。」
明石くんに言われ、何も考えずにそのまま立ち上がって気づいたら一緒に歩いていたわたし。
「歩ける?」
「うん。大丈夫。ほんと気にしないで。」
駅までの道のりをゆっくり歩いてくれる。
ほんと気を使ってくれてるなぁ…
明石くんって…
ほんとにいい人…なんだなぁ…
駅の近くのコンビニでドリンクを買ってこうという話になって、わたしはイチゴミルクを買って、そしたら明石くんがトイレ行きたいから待っててって言ったので、コンビニの外に出て待ってようって…思って外に出た時のことだ。
それはあまりに突然のことだった。
わたしの正面から、バイクが暴走してきたのだ。
「ほんと?ならいいけど。小野寺には思いっきりケリ入れといたから。」
そこへ小野寺くんもやってきて、しきりにペコペコ頭を下げて手を顔の前で合わせてる。
「ごめん!白波瀬さん。ほんとっに!なんてお詫びしたらいいか…」
「あ、うん。大丈夫。そんなに大したことないから…」
そのあとも必死に謝っていた。
「杏。帰ろっか。」
明石くんに言われ、何も考えずにそのまま立ち上がって気づいたら一緒に歩いていたわたし。
「歩ける?」
「うん。大丈夫。ほんと気にしないで。」
駅までの道のりをゆっくり歩いてくれる。
ほんと気を使ってくれてるなぁ…
明石くんって…
ほんとにいい人…なんだなぁ…
駅の近くのコンビニでドリンクを買ってこうという話になって、わたしはイチゴミルクを買って、そしたら明石くんがトイレ行きたいから待っててって言ったので、コンビニの外に出て待ってようって…思って外に出た時のことだ。
それはあまりに突然のことだった。
わたしの正面から、バイクが暴走してきたのだ。