恋するオオカミ〜不器用だけと一途なんだよ!
4.告白
~白波瀬杏side~
「杏。先風呂行けよ。」
「え。いいよ。碧斗が先入って。」
引っ越しが終わった。
2学期の中間テストが終わってからにしようとお父さんも恵美子おばさん、いや、お母さんも言ってくれて、相変わらず碧斗におんぶに抱っこで無事切り抜けたわたしを待つ形で、引越しと入籍をすませた。
マンションは、今まで住んでいたところより2駅学校からは遠くなるけど新築の分譲があったし、駅前だったしってことで、そこになった。
お父さんの会社で面倒見てもらったんだから間違いない。
前より広いし、碧斗とわたしの部屋も確保できるし…新築で綺麗だし…言うことなかった。
碧斗の部屋はわたしの隣。
ちょっとなんか音するとドキドキする。
今までも近くにいたはずなのに…一緒に住むって…こんなにドキドキするもんなんだ…。
いつもお風呂は譲り合ってしまう。
「杏。先風呂行けよ。」
「え。いいよ。碧斗が先入って。」
引っ越しが終わった。
2学期の中間テストが終わってからにしようとお父さんも恵美子おばさん、いや、お母さんも言ってくれて、相変わらず碧斗におんぶに抱っこで無事切り抜けたわたしを待つ形で、引越しと入籍をすませた。
マンションは、今まで住んでいたところより2駅学校からは遠くなるけど新築の分譲があったし、駅前だったしってことで、そこになった。
お父さんの会社で面倒見てもらったんだから間違いない。
前より広いし、碧斗とわたしの部屋も確保できるし…新築で綺麗だし…言うことなかった。
碧斗の部屋はわたしの隣。
ちょっとなんか音するとドキドキする。
今までも近くにいたはずなのに…一緒に住むって…こんなにドキドキするもんなんだ…。
いつもお風呂は譲り合ってしまう。